FAQ
回路診断チェッカーで何Vまで強くすれば良いのですか。
御社の同じようなシステムの製品で、市場でノイズのトラブルも無く安定している製品があれば比較してみます。
たとえば、開発中の製品が100Vで誤動作したとします。自社または他社の製品が400Vまで誤動作が起こらなければ、その差を埋めるための対策が必要となります。
回路診断チェッカーは国際規格に対応していますか。
社内規格や関係会社間の規格の指標づくりなどで各社様にご利用戴いております。
近年、ますます電子回路は高速化・複雑化の一途をたどっています。
見つけること即対策の言葉通り、回路上の対策ポイントを的確に見つけコストのかからないノイズ対策・開発段階でのリスクブレイクを実現する上で効果を発揮するように開発・設計したものです。
MC-1000とMC-500Aの違いは何ですか。
CPU・I/O・ROMという、いわゆるコンピュータ回路では、高速で通信しインピーダンスも高いので500Vあれば十分に可能と考えます。
一般的にコンピュータ回路をきちんとすれば、ノイズ問題の8割方は解決すると言われています。
しかしながらコンピュータ回路周辺のICだと、低速でインピーダンスも低いので、高電圧のノイズを載せてやらないと誤動作の現象が起こらない可能性があります。従って回路全般に渡って検証するには1000Vタイプの方が適していると考えます。
メーター値の500Vまたは1000Vはどこの電圧を見ているのですか。
回路診断チェッカー内部の直流電圧を充電するためのエネルギー蓄積コンデンサの両端の電圧を見ています。
回路診断チェッカーのプローブの種類の違いについて。
まず、標準付属プローブは磁界プローブP-001です。
はじめに大まかにP-001で回路上の誤動作ポイントを調べます。
次にP-003やP-004でもっと誤動作ポイントを絞り込んでいきます。特にP-005はICのピン一本一本まで絞り込むのに効果があります。電界プローブも磁界プローブと同じように使います。
回路診断チェッカーを使っていて他の計測器等に影響がありますか。
全く影響はありません。この回路診断チェッカーはプローブの先端から電磁波を放射し、ノイズに弱い箇所を特定するように設計されていますので試験中に他の計測器に影響を与えることはありません。
その他、わからないこと・気になることがありましたらコンタクトフォームまで
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